シニア期の愛犬

日常

犬のシニア期いつから?知っておくべきエイジングサイン

2022年4月9日

このブログをみていただいているという事はみなさんの飼っているわんちゃんもそろそろシニア期かしら?というタイミングでしょうか?😊
うちのちび(Mダックス)は今12歳と2ヶ月を過ぎたところです。食欲もあるし、大好きなたまごボールで沢山遊ぶし、まだまだ可愛くて若いように感じてしまいますが、犬の12歳すぎは考えてみたら立派なお爺ちゃんですよね。

シニア期にはいると今までなかった体のトラブルが多くなります。起こり得る体の変化や病気や怪我に備えるためにも、愛犬が一体いつから「シニア」になるのか知っておくのはとても大切です。食生活を考えるタイミングなのかもしれない。通院や検査が増え、これまでよりもかかるお金が増えて家計の見直しが必要になることも、ケアの時間が増えることもあるかもしれません。

大好きな愛犬に1日でも長く、健康で長生きしてほしいですよね。
いうことで、私も犬は一体いつから「シニア」なのかを調べてみました。

犬の年齢は、大きく3つの要素で個体差がある!

1. 体のサイズ
2. 血統
3. ライフスタイル

小型犬は大型犬に比べて寿命が長い、なんてことは皆さん聞いた事があるかと思うのですが、体のサイズ以外にも、犬種や個々のライフスタイルなどでわんちゃんの年齢、シニア期となるタイミングが異なるようです。

体重だけでなく、犬種別の平均寿命は異なります。例えば2016年にアニコム損保が発表した研究結果だと、犬種別で一番平均寿命が長いのは、イタリアングレーハウンドの15.1歳、2位にミニチュアダックスとトイプードルの14.7歳だったようです。やはり上位には小型犬種が多くあがっていました。でも、その中でもパグは12.7歳と他の小型犬種と比べると少し平均寿命が短いそうです。なので、同じ小型犬種でも12~15歳と3歳程度の差があることになりますね🤔

あとはライフスタイル。ソファでゆったり、リラックスをして過ごす犬と、アクティブに体を動かし仕事をするような犬だと、前者の方がゆっくり歳をとるようです。もちろん、犬種と個々の性格に合わせた適切な運動量は必要ですが、極端にいうと一日中体を動かし体に負担をかける牧羊犬は、快適な家の中でソファでくつろいて適度なお散歩だけしている犬よりも、寿命が早まることがある、と言われているようです🤔

これらを考慮して、参考までに小型犬、中型犬、大型犬の平均「シニア期」を比べるとこんな感じになります💡

小型犬のシニア期:10~12歳
中型犬のシニア期:8~9歳
大型犬のシニア期:6~7歳

ちびはもうだいぶ前からシニア期、すでに後期高齢期に入っていることがわかりました😲
毎日一緒にいると、まだまだ元気だし、かわいいし、うっかりシニア期であることを考えないまま今までと同じ生活をしてきました・・・食生活もちょっとドライフードをシニア用に変えるくらい・・でも色々と勉強して備えていかなければいけないタイミングのようです。

そういえば最近ちょっと気になる事があるんです。

1. 12歳になる少し前から耳が少し遠くなってきた
2. 目やにが多くなってきた(若干白濁し始めている気もする)
3. 骨格が歪んできた!

ダックスは怖がり、警戒心が強い子が多く、うちのちびも物音にすごく敏感で、家の外の音や人の声によく反応して吠えていました。ですが、最近は家族が外出から帰る際に門扉をあけ、カチャっと外で音がしてもまったく気づかずに寝ているんです。

あと、寝ているときに名前を呼んでも起きないことがあります。以前は名前を呼ばれたら夜中で爆睡していようが、起きる子でした。明らかに以前より聴力が落ちてきています。

あと、目やにが多くなってきた気がします。気がつくとクリーム色の目やにが両眼の内側に少しついています。老犬に透明やクリーム色の目やにが起きたときやふとしたときにでるのは、新陳代謝が低下したり体の水分が減る事が原因みたいです。

色が透明やクリーム色の目やにならごく普通のエイジングサインのようですが、もし黄緑だったり、異常な量の目やにが出る場合には眼病の可能性があるので病院に連れて行ってあげてくださいね!

最後に、これは最初に見つけたときにはギョッとしたのですが、ちびの左側の肋骨の部分が、ボコっと飛び出ているんです。10歳過ぎたあたりで気がつきました。最初は、え!?骨が折れてるんじゃ!?っていうくらい触ると手に骨があたるので、びっくりして病院で聞いてみたんです。そしたらお医者さんが「ああこれは加齢ですよ!わんちゃんの長年の姿勢や癖で骨格が曲がってきたんです」と!😱

なんと!犬も人間と同じく骨格に歪みがでてくるんですね💦考えてみたら当たり前ですが、最初はびっくりしました。最近はその歪みが大きくなってきたのか、手に骨が当たります。

その他にもエイジングサインとしてはこんなものがあるようです💡

●筋力の低下 (階段を以前のように素早くのぼれなくなった、など)
●体重増加や体重低下 (食欲の低下や、運動量の低下)
●顔や鼻の周辺に白い毛が増えた (考えてみたら、ちびはこれも当てはまる気がします!)
●目がしろっぽくなってきた (白濁化)
●睡眠時間が長くなった (逆にうまく眠れなくなってしまう事もあるみたい)
●歯周病
●今までしなかった行動をとるようになった (痴呆の始まり?)

最後の今までしなかった行動をするようになった、というのは、例えば壁に向かって吠えたり、粗相が多くなったり。もしかすると痴呆が始まりつつあるのかもしれないので、それに気が付かずひどく叱ったりするのは可哀想ですよね。

(犬の視野を擬似体験できるおもしろアプリについて書いた記事もぜひみてみてください 12歳シニア犬ちびの世界を擬似体験してみた!衝撃の犬の世界 はこちら👍)

かわいい、大好きな愛犬の老化についてなんて、あまり考えたくないですよね。今健康でいるなら尚更。でも、もしこういったエイジングサインが見えても、驚くことなないし、悲しくなる必要もないと私は思います。

むしろ、こういったエイジングサインをちゃんと知っておいて、早く気づいてあげることができたら、より早い段階で必要なケアができる、それだけ愛犬が長く快適に過ごしていく事ができますよね✨

ちびのシニア期の変化やライフスタイル、食生活などについても色々勉強しながら、またあげていこうと思います😊

  • この記事を書いた人

chibikuma

ちび/ミニチュア・ダックス/12歳
クマ/オーストラリアンシェパード/2歳
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