日常

私達が犬を好きな理由が14000年前にあった話

2021年9月2日



少し前ですが、すごく面白い記事を読んだんですよ👀
「なぜ犬と人間がこれほどに相思相愛であるか」という記事だったんですけど
これを読んだ後、きっと愛犬を抱きしめたくなります!(はず笑)

このブログを読んでくださる方なら、きっと共感するところではないかと思うのですが、「人間と犬の間には、他の動物との間にはない何か大きなものがある」というところから始まるんですね。

人間は動物の言葉がわからない、というのが一般常識。でも、犬に限ってはその限りではない。
きっとドッグオーナーの方は、愛犬が何を要求しているのかなんとなくわかるよという方が殆どじゃないでしょうか?
例えば吠えている時にも、遊んでほしくて吠えているのか、警戒しているのか、不安を感じているのか。確かにわかりますよね。
嬉しい顔してるとき、笑ってるように見えますよね!
人間は、犬のジェスチャーやボディーランゲージを読むことがとても自然にできるんです。

考えてみたら凄いことですよね。だって、人間はずっと馬も牛もヤギも鶏も、長い年月飼育をして生きてきたけど、にわとりが悲しい顔をしていても恐らく殆どの人間はわからないし、牛がなぜ鳴いているのか理解できるという人は多くないと思います。犬と人間の間には、特別な何かがあるんです。

犬と人間は14000年来の友達

犬と人間は、大昔からずーーーっと一緒に生きてきました。
どのくらい前かというと、なんと14000年前くらいか、もしくはその倍近い可能性も?とも言われてるようです。

10000年よりももっとはるか前に、犬と人間が一緒に埋葬されていたことも発見されているみたいです。
そんなはるか大昔から、人間と犬は一緒に居ることを選び、さらには一緒に埋葬されていたという事実、びっくりじゃないですか?😳

いやそもそも、その頃はまだ「犬」ではなく「オオカミ」ですよね。

もちろん元々は犬が人間の猟の手伝いをし、危険を知らせ、その代わりに人間が食べものを与え、火で暖かい寝床を与えた、ギブアンドテイクの関係から始まったのだと思います。

古代の人々からしたら、なんの生物なのかわからないけど、時々鼻の長い雑食動物が近くにやってきて、じっとこちらを伺ってくる。なんとなく愛情に飢えていて、こちらにそろりそろりと寄ってくる。なんとなく追い払うのも気が引けて群れに受け入れてみた。気がついたらいつも一緒に行動するようになっていた。

そんな感じだったのかも。



ギブアンドテイクから愛情に

元々は用心深くて慎重なオオカミ。その中のほんのわずかな、用心深さの気質が少ないオオカミが人と接触して、気が遠くなるような、ながーーーい時間をかけて人間と信頼関係を育んで飼い慣らされるようになり、人間に忠実で愛情をむけてくれる犬に進化していったのでは、と考えられているみたいです。

大陸を移動するときにも犬達は人についていきました。

ずっと後に、人間が自然から卒業し、文明社会を築き始めたあとも、犬と人間の関係は変わらなかった。
もう猟をするのに犬の出番は少なくなったし、自然の危険を察知してもらう必要も少なくなった。
昔のようなお互いの役割分担は無くなった、にもかかわらず、人間は犬と一緒に生活することを選んだんですよね。
現代日本で、犬一匹にかける年間費用は平均でも30万円くらいだそうですよ。
アメリカでも、過去台風や災害時、犬を置いていけないからと非難を拒んだ人がたくさんいたようです。

ギブアンドテイクではじまったまったく異なる2つの種が、何千年もの時間をかけて今の犬と人間の関係性になった、と思うと感慨深いものがあります🥺
ずーーーっと昔から人と一緒にいることを選んで、今も私たちの横にいてくれているんだな〜(しみじみ〜)と思ったら、ちびクマが余計愛おしくなりました。

愛おしくなって寝てるところを無理やり起こしてハグしようとしたら、めっちゃ迷惑そうな顔で見てきたクマ



  • この記事を書いた人

chibikuma

ちび/ミニチュア・ダックス/12歳
クマ/オーストラリアンシェパード/2歳
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