日常

16歳シニア犬が胃拡張に!数時間で命の危機…飼い主が知っておくべき3つの事

2日前の夜10時半過ぎ、16歳ダックスのちびが胃拡張になり、夜間救急を受信しました。
今は元気にしているのでとりあえず大丈夫なのですが、1時間でみるみる体調が悪化していき、このまま死んでしまうのではと怖い思いをしたので、特に大型犬、ダックス、シーズーを飼っているひとには是非読んでもらいたいです。
(ドクター曰く大型犬には特にリスクが高いのですが、ダックスやシーズーも罹患するケースがあるらしい)

目次
- 胃拡張になった際の症状と時系列
- 病院での診断とレントゲン写真
- 処置の内容と処置完了後のレントゲン写真
- 絶対に知っておくべき3つのこと
- 夜間救急のお会計総額と内訳

胃拡張になった際の症状と体調の変化

20時ごろ
外出で車移動。途中休憩中にドライのフードを少し食べる

22時20分ごろ
自宅へ到着。自宅へ着いた際に庭で普通に歩き、排便。水を多く飲む
(今思えば、少し動きがゆっくりだった気がしますが、気に留めるレベルではなかったです)

23時10分ごろ
到着後荷物の片付けや子供とお風呂などをしていると、夫がちびの様子がおかしいことにきがつく。
吠えるような吐きたいのに吐けないような、変な咳をしている。
よくみるとお腹がパンパンに膨れている。
まだ自力で立ち、吐きたそうに部屋を歩き回る。

23時15分ごろ
お腹の張りがすごくて、これはやばいと夜間救急へすぐに受診が可能か問い合わせの電話をする。

23時25分ごろ
4歳、0歳2人を連れて病院へ出発。電話を切りすぐさま、お風呂上がりで髪も乾かさずパジャマのまま家を飛び出る。
この時点で伏せをして動かない。自力で歩行不可

23時35分ごろ
車の中でぐったりしている。呼吸が浅くて早い。

23時50分
病院到着

*************************

自宅に到着したときにはまだ変な咳もしておらず、普通に歩いて排便をしていたのに、そこからわずか1時間ほどでみるみる体調が悪化していきました
病院に問い合わせの電話をして、様子を説明している10分少々の間に、突っ伏して動かなくなりました。(それから病院へ到着するまで抱っこでぐったり)
短時間でこれほど体調が悪化していくのかと驚きでした。自宅にいてすぐに体調不良に気がつけたからよかったけど、不在時だったら...と思うと恐怖....

病院での診断とレントゲン写真

病院についてみていただくと、その様子からすぐさま胃拡張が疑われ、レントゲンをとりました。その時の画像がこちら

真っ黒に色がぬけているのはすべてガス
パンパンにふくれたお腹の正体は、胃にたまったガスでした
先生が「本来胃の大きさはこのくらい」とジェスチャーでしてくれた大きさはこの1/5~1/6くらいの感じでした

処置の内容と処置完了後のレントゲン写真

胃拡張のこわいところは、ガスで膨れたお腹が胃の周りの血管や臓器を圧迫し、血流不全を起こすとショック状態になり短時間で命に関わる状態になってしまうことらしい。
幸い、ちびの場合は胃が捩れる胃捻転はなく、拡張のみなので、開腹手術は必要なく、針(カテーテル)を刺してガスをぬくガス抜きのみでとりあえずは大丈夫とのこと。
16歳シニアなので麻酔のリスクも高く、手術になったらどうしようと心配だったので、安心しました。
ガス抜きは20分もかからないくらいだったと思います。ガス抜き完了直後のレントゲンがこちら

まだ大きいけど、処置前と比べると一目瞭然でだいぶ抜けました

先生曰く、処置後にまたガスが溜まってきてしまうケースもある。そうすると追加処置が必要になるため、1時間後に再度レントゲンをとって、今と同じ程度かそれ以下に小さくなっていたら一旦帰宅はできるそう。

さらに1時間まってとったレントゲンがこちら

幸い、ガスの戻りはなく、1時間前にとった時より少しだけ小さくなっていたので、一旦帰宅できることになりました。
病院に到着してから滞在時間は1時間45分ほどでした。

ただ自宅に戻ってからガスが戻る可能性もなくはないので、よく体調の変化をみておく必要がありました。
戻ってしまうとまた吐きたそうな変な咳がでたり、お腹が膨れてくるそうです。

絶対に知っておくべき3つのこと

1. 胃拡張、胃捻転は数時間で命に関わる!!疑われる症状がでたら迷わず救急へ!

今回、1時間そこそこでこんなにもみるみる体調が悪化していく様子に、恐怖を覚えました。
胃拡張は胃の蠕動運動や消化機能が低下する夜、夜中、明け方に起こりやすいらしいです。胃拡張、胃捻転は数時間で命に関わる超緊急事態。発病するとあっという間に症状が進んでいくので、疑わしい症状がでたら絶対に迷わず救急受診がいいです。大型犬に多いとされていますが、高齢の小型犬でも発病ケースがあります

2. 大型犬、小型犬でも高齢犬は、食後3時間は運動はさせるべからず!

これまで、食事後一時間少々の安静後に散歩にでることがありました...
が、人間の場合は1時間もあれば十分でも、犬の場合は最低でも2時間、できれば3時間以上は運動をひかえるほうがよいようです。(思っていたよりだいぶ長かった)うちのくまくんは、散歩にでなくても、ご飯をたべるとお庭にでたがります。玄関をあけると勢いよくでていくのですが、これもよくない...
走らない、ジャンプしない、ごく短時間で排泄目的の散歩であれば大丈夫なようですが、やはり大型犬、高齢犬は念には念を...がよさそうです。

3. 大型犬、小型犬でも高齢犬は、普段から食事に十分注意を!!
大型犬、小型犬の高齢犬は一度に食べる量を減らし、食事の回数を1日2回から3回へ増やす方が絶対にいいです。特に早食いしてしまう子は、ご飯と一緒にたくさんの空気を胃に入れてしまうので、小分けにする方が安全。
あと、くまくんはお水を一気にがぶ飲みするので、これも怖い...
大量の水を一気に胃にいれると、急激に拡大して負担をかけ、消化不良を起こす原因になるみたいです。

夜間救急のお会計総額と内訳

今回の夜間救急受診料の総額は、125,620円(税込)でした。

夜間診療基本料金 10,000円
採血2回 4,400円
血液化学検査などなど(多項目) 28,900円
レントゲン(複数枚) 17,050円
超音波検査 10,000円
心電図 1,100円
静脈確保 3,000円
静脈点滴 5,000円
胃ガス抜去処置 7,000円
デュアルチェックバルブ使用料 4,000円
注射料3回 6,000円
ICU入院 5,000円
看護料 1,650円
診察時間外加算 10,000円 (深夜1時以降のため加算)


胃捻転ではなかった(ねじれてはなかった)のでオペではありませんでしたが、それでもこの金額。
愛犬の命には変えられませんが、やはり夜間救急はお高いですね。まあそれでも胃拡張、胃捻転は上でも記載したとおり、超緊急事態案件なので、朝までまって受診なんて呑気にしていると最悪命をおとしてしまいますので、ここは背に腹は変えられません。
高額なのでもちろんクレジットの分割も利用できるはずです

今まではなんとなく他人事のようにあまり心配をしていませんでしたが、本当に注意していかないといけないなと身が引き締まりました。
ご飯をたべて十分な安静を確保する前に散歩にいき、帰ってきて水をがぶ飲みし、もしも飼い主が出かけたりしたら.... 急激に体調が悪化し、苦しむ愛犬に気が付かず、最悪命を落としてしまったら... 一生後悔しますよね...
大型犬、シニア犬を飼っている方、いつでも起こり得ると思って、どうかお散歩のタイミングや食事の取り方を見直してみてください。

(自宅に戻り安静にしているちびくん)

  • この記事を書いた人

chibikuma

ちび/ミニチュア・ダックス/12歳
クマ/オーストラリアンシェパード/2歳
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